【ロードバイク】リタノフに乗ってみた初心者が考える自転車を選ぶポイント
どーも。よし太です。
先回はよし太が自転車を手に入れた経緯と乗りやすくするために改修したい部分を書いてみました。
2ヶ月ほどボチボチ乗ってみて、ここがこうなってたら乗りやすいのかなぁとか他の人の自転車に乗ってみたりして実際に感じたことを元に、これから自転車を買うのにどんなところを見ればよいのかを考えてみたいと思います。
リタノフに乗ってみて感じたこと
- ハンドルが遠い
- 一番軽いギヤでも坂道が重い
- お尻が痛い
- パンクが怖い
- ハンドルが重い(正確にはフォークが重い)
こんなところでしょうか?
この項目のほとんどは”フィッティング”という自分に自転車を合わせる工程で直すことができます。
- ステムを短くしてハンドルを近づける。
- ギヤを交換して軽いギヤ比を導入する。
- パッド入りサイクルパンツを履く、クッション厚めのサドルにする。
- (自分の体重のせいもあるのですが)空気圧上限に余裕のある太さに替える。
- 難易度高いですが、軽いフォークに交換する。
フォークに関してはフィッティングには当てはまらない、改造の分野になってしまいますが改善効果が高いようです。
ロードバイクを選ぶポイント
では、一から購入を検討する場合はどんなポイントを押さえれば、満足して長く乗れる1台をゲットできるのでしょうか?
考慮するポイントは大きく分けて3つになると思います。
①予算②サイズ③構成部品(コンポーネント)
この3点を踏まえてバランスをとっていきましょう。
①予算
よし太の場合は予算が大きな壁になり中古で狭い選択肢から選ばざるを得なかったのですが、ここでは新車を買う前提で考えていきたいと思います。
・~7万円
境界を6万円にするか悩んだのですが、7万円を超えないとかゆいところに手が届かない感じのスペックになってることがほとんどなので最初の境界線を7万円としました。
乗りやすさに対して必須になる部品がどれかしらグレードの低いものがついているので、改修にお金と手間がかかってくると思います。
・7万円~
とりあえずの1台というのであれば、入門用ロードと呼ばれるこのラインが無難だと思います。
格安ロードから1歩踏み込んだパーツ構成になっているものがほとんどなので、部品をいくつか交換してフィッティングすれば乗り続けられるラインだと思います。
・10~30万円
この価格帯になってくるとフレームの素材も選べる幅が出てきたり、ブレーキも油圧ディスクブレーキの車体が選べたりするので基本セット+αで付加価値を選択できるラインになります。”とりあえず”というラインを越えて続ける覚悟のいる価格帯でもありますね。
・30万円~
後述するコンポーネントなどが1つ2つ高いグレードのものが装備され付加価値が満載されていく価格帯になります。最初の1台に満足できなくなってきてから、試乗会などで触れて購入を検討するようなラインになるのではないでしょうか?
最初から覚悟を決めた予算設定をしている場合は、経験のあるショップの方に相談して方向性を描いて購入するのも浪漫があってよいとは思います。
②サイズ
フレームサイズが一番の決め手になります。あとは各メーカーで標準で付いてくるステムの長さなどに違いがあるくらいです。
基本は自分の身長や股下の長さ、腕の長さなどを測ってもらって店員さんのおすすめを選ぶのが後々後悔することなく乗れるフレーム選びになると思います。
お店でアドバイスをもらえば購入時に自分に合ったステムに変更してもらい最初からフィットする状態で始められますしね。
店舗ではなくネットなどで買う場合はというとおおよその目安になる適応身長のものを購入するのがベターでしょう。
ただ、目安の適応幅があるので2つのサイズに適応している場合もあります。そのときは小さい方にするのがおすすめです。なぜかというと、大きい方を選んでしまうとステムやハンドルなどの部品での調整幅が狭くギリギリの姿勢を強要される可能性があるからです。小さめのフレームならステムを伸ばしたりハンドルの大きさや形状をかえたりすることで余裕のある中から幅のある調整ができるのです。
一応目安になりそうな適応身長載せておきます。
※メーカーにより異なりますのでよく調べてください※
フレームサイズ : 適応身長
480mm : 150~165cm
500mm : 155~170cm
520mm : 160~175cm
540mm : 165~180cm
560mm : 175~190cm
③構成部品(コンポーネント)
余談になりますが、コンポーネントという呼び名はシマノが呼んでるものなのでメーカーによって色々みたいですが、主にギヤ周りのカセットスプロケット、ディレーラー、クランク、シフターなんかをまとめて”コンポ”と呼ぶのが一般的になっているみたいですね。
上記のギヤ周りの他にもブレーキやホイール、タイヤ、サドルあたりは乗り心地に直結してくるので自転車選びでは重要だと思います。
ホイールに関しては完成車にいいものが装着されていることはあまり無いようなので、自転車が自分に合わせ終わってからの最初のステップアップとしては、ホイールをまず替えろと言われるようです。なので自転車選びの時点ではあまり気にしなくてもいいのかなって思います。
個人的に選ぶ基準としてはシマノ製の構成部品で組まれているものがおすすめです。
シマノ製品はネジ1本から部品を取り寄せできることもあり、長く使い続ける環境が整っている面でお勧めです。
ブレーキは大きく分けて、リムブレーキとディスクブレーキの2種類があります。
リムブレーキはホイールのリム部分を挟み込んでブレーキをかけるもの。ディスクブレーキはホイールの同軸上に円盤を配置して円盤を挟み込んでブレーキをかけるものになります。
中でも油圧式のディスクブレーキは軽い力でしっかりとブレーキが効くらしいのですごくすごいらしいです!下り坂で下ハンを握ってしっかりブレーキをかけるのが一般的ですが、下りで前傾はすごく怖いのでブラケットを持ってちゃんとブレーキが効くのは色々安心できるので選択肢に入れるのもアリではないでしょうか。
また、シマノも新しいモデルから一つ下のグレードにもディスクブレーキをラインナップに加えてきたので数年経ったら馴染みのあるリムブレーキは時代遅れになってしまうかもしれません。
自転車の心臓部になるコンポの中でもフロントのギヤ(クランク)とリアのギヤ(カセットスプロケット)の組み合わせは重要です!
最初の一台として乗るのであればある程度軽めの設定があるものをお勧めします。
クランクはコンパクトと呼ばれる34T-50T、スプロケは11-28T or 11-30Tあたりがよいのかなぁと思います。登りを多く走るのであれば11-32Tあたりを視野に入れてもよいかもしれません。初期設定されている完成車があるのかは謎ですが…
最後に
またつらつらと書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございます。今回は初心者がお勧めを検索すると『初心者向けのおすすめ○○選』みたいな感じで車両が紹介されていてお勧めポイントがざっくりでなにをもってお勧めなのかよく分からないという検索結果を見て悩んだ経験から、そういうお勧めを活用できるようになるにはある程度の知識が必要なのではないかと思って押さえておきたいポイントを書き出してみた次第です。
注文していたヘルメットとグローブが届いたので、どこかしらを走ってみてリタノフ君に乗った感想なんかも記事にしていけたらと思います。
あと、他の趣味についても記事にしていこうと思っていますのでよかったらそちらも呼んでもらえたらと思います。よろしくお願いします。
最近2行表示のサイコンをいちいちモードボタン押して切り替えるのが面倒になってきてアマゾンの欲しいものリストがさらに増えました( º﹃º` )